増え続ける小学生の視力低下
今、小学生以下の視力低下が急増しています。
以前は視力低下が始まるのは、中学生から高校生くらいの年代で、早くても小学校高学年でした。
しかし、現在では視力1.0未満の児童は、小学生全体の29パーセント以上に上ると2010年度の学校保健統計調査で発表されています。
実に小学生全体の約3割、10人に3人の子供の視力が悪くなっています。
そして中学生、高校生になると共に50パーセント以上、10人中5人の視力1.0未満になっているのです。
この数字は年々、増加傾向にあるようですので、将来はどれだけの子供が視力が悪くなっているのか不安になります。
この視力低下の低年齢化の原因はさまざまですが、一説にはDSやPSPなどといった携帯ゲーム機や携帯電話、パソコンなどデジタル機器の急速な普及が要因となっていると考えられています。
特に憂いがあるのは携帯ゲーム機で、小学校低学年の子供はもちろん、未就学の子供でさえも夢中になって、携帯ゲーム機をやっています。
携帯ゲーム機をプレイするというのは、近くの一点を集中して見ているため、視界が狭くなり、まばたきの数も異常に減るといいます。
携帯ゲーム機だけが悪いワケではありませんが、このような状態を長時間、続けていると目の疲れは相当なものになります。
さらに目が疲れた状態がきちんと回復する前にまた、近くの一点を見つめ続けていると焦点を合わせる働きを持つ水晶体が同じ厚さのまま、固まってきてしまいます。
正確には水晶体の厚さを調節している「毛様体筋」という筋肉が肩こりのように凝り固まってしまうという状態になります。
この状態が本当の近視、真性近視になる前の段階の「仮性近視」です。
この仮性近視の状態のときに放置して、対策を取らずにいると、将来的に真性近視になるといわれています。
そして、視力というのは仮性近視の状態の時にきちんとトレーニングをすれば、回復する可能性が非常に高いのです。
逆に真性近視になってからでは、トレーニングで視力を回復させることは非常に難しくなるといわれていますので、小学生の視力低下の原因で最も多いといわれている仮性近視のときに正しい視力回復トレーニングをさせてあげることが、親の役目ともいえるのではないでしょうか？
小学生の視力回復方法を選ぶときのポイント
視力回復トレーニングというのは、眼科で行う専門的なものから、昔から世間一般で行われているものまで、たくさんあります。
普通に考えるともっとも、安全で正しい方法というのは、眼科で行うトレーニングだと思いますよね？
しかし、現状では眼科でも視力を回復する治療はないといわれています。
眼科で仮性近視と診断されたときに多い対処法というのは・・・
「ミドリンという目薬を点眼して様子を見ましょう」
「ワックに通ってもらって様子を見ましょう」
といわれることが多いようです。
しかし、ミドリンという目薬は近視の治療薬ではなく、緊張している筋肉を弛緩させる働きがある薬ですし、ワックというのは雲霧法というトレーニング方法を応用した機械で、やはり近視を治すものではありません。
そして世間一般で行われている目のトレーニングに関しては、基本的には悪くはありませんが、やっていることが正しいのか？間違っているのか？がわからないままやっているのが現状といえます。
そして、視力回復トレーニングで最も大切なことは正しい方法を継続して行うことです。
どのような視力回復トレーニングでも、1回や2回やったくらいでは、視力が回復することはありませんし、仮に1回で視力が回復したとしても、やめればまた元に戻る可能性が非常に高いのです。
では、小学生に最適な視力回復方法を選ぶには、どうすればよいのでしょうか？
そのポイントは3つ！
専門家が研究、検証してきた正しい方法を、どこにも出かける必要なく自宅でお母さんや家族と一緒に実践することで、楽しんで継続することができるので、視力を回復させる可能性が非常に高くなるのです。
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